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80年代から活動を続ける福岡の奇才、雑誌「ビックリハウス」に投稿されたデモテープが認められ、鈴木慶一プロデュースのオムニバス「ビックリ水族館」でデビュー。そこで一緒になった菊池成孔と活動を共にし、東京で活動。90年代に福岡に戻ってから音楽は飛躍的に発展し、1995年菊池、外山明とのトリオで初CDをリリース。2003年、NHKで放映されたポエトリー・リーディングの全国大会「第2回詩のボクシング」で優勝、以降は審査員に。2011年には富永昌敬監督による倉地の活動を追ったドキュメント映画「庭にお願い」が公開されています。父は全国の秘宝館で活躍した絵師、樺山久夫。
そんな倉地久美夫5年ぶりのフル・アルバムが本作です。ジム・オルーク録音、英国BISONからリリースされ前作「Sound of Turning Earth」以来5年ぶり、完全弾き語りだった前作から一転、倉地のもう一方の本領であるマルチ・ミュージシャンぶりが発揮された一人多重録音を積み重ねに積み重ねた異形の録音作品が完成しました。アートワークも含めて、これまで以上に日本の伝承や祝祭を感じさせる作風が倉地作品の新展開を感じさせる驚愕の作品に仕上がっています。ゲスト・プレイヤーとして、こちらも天才音楽家として知られるJun Hattori(TAKASHI HATTORI)が参加しているところにも注目!マスタリングは宇波拓、リリースは英国のBISONと日本の円盤の共同リリースとなります。